2026年8月26日
40代・50代からの転職は可能か|年齢別の実情

「今からの転職では、年齢がネックになるのではないか」。40代・50代で葬儀業界への転職を考えるとき、そう感じる方は少なくないのではないでしょうか。
この記事では、葬儀業界がミドル世代の転職者をどう受け止めているか、その理由と、応募時に意識しておきたいポイントを紹介します。
この記事で分かること
- ミドル世代が葬儀業界で活躍しやすいとされる理由
- 体力面で気になるポイント
- 求人で年齢がどう扱われているか
- 応募時に意識しておきたいこと
ミドル世代の転職者は珍しくない
葬儀業界は、20代から40代・50代以上まで、幅広い年代が転職してくる業界です。未経験からミドル世代で転職し、活躍している例も多く紹介されています。
この仕事は「経験」を求められる場面が多く、年齢の高さがそのまま不利になるとは限りません。これまでの人生で積み重ねてきたことが、業務に直結しやすい仕事だといえます。
ミドル世代が求められやすい理由
大きく2つの理由が挙げられます。
一つは、身近な方を亡くした経験がある場合が多く、その経験がご遺族の気持ちに寄り添う対応につながりやすいことです。もう一つは、マナーや礼儀といった基本的な所作がすでに身についているケースが多く、その分の教育コストが抑えられることです。
実際、私たちの母体である「おくりびとアカデミー」にも、看取り士の資格を持つ58歳の卒業生や、すでに現場経験があったものの、あらためて基礎から学び直すために入学した47歳の卒業生がいます。年齢や経験が、学び直しやキャリアの再出発を妨げるものではないことがうかがえます。
いずれも、若さよりもこれまでの積み重ねが評価される、この仕事ならではの特徴といえます。
体力面で気になるポイント
一方で、体力を使う場面があることは事実です。式の準備・片付けのほか、式の間は立ちっぱなしで動き回る場面もあります。体力に不安がある場合は、役割分担がどう組まれているか、力仕事の頻度がどの程度かを、応募先に確認しておくとよいでしょう。
会社によっては、経験を活かせる接客・進行管理を中心に担当する形で、体力面の負担を抑えた配属を検討してくれる場合もあります。
求人での年齢の扱われ方
求人票では「年齢不問」「未経験歓迎」といった表記が多く見られ、資格不要で幅広い年代を対象に募集している求人が一般的です。ただし、体力を要する現場もあるため、会社によって年齢層の傾向に差が出ることもあります。
応募の際は、求人票の年齢条件だけでなく、実際にその会社でどの年代のスタッフが活躍しているかを確認しておくと、入社後のイメージがつかみやすくなります。
収入面で気をつけたいこと
前職でどれだけ経験や役職があったとしても、葬儀業界そのものが未経験であれば、入社当初は基本的な業務からのスタートになるのが一般的です。前職の年収がそのまま引き継がれるわけではなく、一時的に収入が下がる可能性があることは、あらかじめ理解しておいたほうがよいでしょう。
一方で、実務経験や資格の取得に応じて昇給していく仕組みを持つ会社も多くあります。入社時の条件だけでなく、どのような基準で昇給していくのかも、あわせて確認しておくと、長期的な見通しが立てやすくなります。
未経験からの転職準備全般については、未経験・異業種から葬儀業界に転職する方法|準備すべきこともあわせてご覧ください。
まとめ
葬儀業界は、40代・50代からの転職者が珍しくない業界です。人生経験や落ち着いた対応力が評価されやすく、年齢そのものが不利に働くとは限りません。一方で体力を使う場面もあるため、役割分担や配属について事前に確認しておくと安心です。
よくある質問
年齢が高いと不利になりますか?
一概には言えません。これまでの経験や落ち着いた対応力が評価されやすい仕事のため、年齢が高いことが強みになる場面もあります。
体力面は大丈夫でしょうか?
体力を使う場面はあります。役割分担や配属の実情は会社によって差があるため、応募先に確認することをおすすめします。
資格がなくても応募できますか?
はい。多くの求人が資格不要・未経験歓迎としています。
