2026年10月14日
葬儀屋の研修とキャリアプラン|未経験からの育ち方と将来の選択肢

葬儀の仕事は、未経験から始める方が多い仕事です。求人でも、未経験の方を受け入れている会社が多く見られます。
その分、入社したあとにどのように仕事を学んでいくのか、続けた先にどんな道があるのかは、応募する前に知っておきたいところです。
この記事では、入社後の大まかな流れ、研修の長さが会社によって違うこと、資格との関わり、その先のキャリア、応募前に確かめておきたいことを紹介します。
この記事で分かること
- 入社してから任される仕事が広がっていく流れ
- 研修の長さや独り立ちの目安が、会社によって違うこと
- 葬祭ディレクター技能審査など、資格との関わり
- 研修やキャリアについて、応募前に確かめておきたいこと
入社後の大まかな流れ
研修や育て方は会社ごとに違いますが、研修で基礎を学び、先輩のそばで現場の経験を積み、任される仕事が少しずつ広がっていく流れをとる会社があります。
研修で基礎を学ぶ
入社してすぐに現場に立つのではなく、最初に研修で基礎を学ぶ会社があります。会社の理念やビジネスマナー、葬儀についての知識などを学ぶ研修です。
先輩のそばで経験を積む
研修のあとは、先輩に教わりながら現場で経験を積んでいく会社があります。最初は、会場の準備や受付などの補助的な仕事から、現場に慣れていく例があります。
先輩に同行しながら、打ち合わせの進め方や葬儀の流れ、宗派ごとのしきたりや接遇のマナーなどを、現場で学んでいく例があります。
任される仕事が広がっていく
経験を積むと、ご遺族との打ち合わせや当日の運営などを、一人で担当する場面が増えていきます。担当する範囲や順番は、会社によって違います。
研修や独り立ちの目安の違い
研修の長さや、一人で担当できるようになるまでの目安は、会社によって幅があります。求人などを見ると、次のような点が会社ごとに違います。
- 研修の有無と長さ:まとまった研修を行ってから現場に出る会社もあれば、配属後の現場で、先輩と学ぶことが中心の会社もあります。
- OJTで先輩に同行する期間:先輩に同行して学ぶ期間の長さは、会社によって違います。
- 独り立ちの目安:期間や段階で目安を示している会社もあれば、目安をはっきり示していない会社もあります。
あくまで一例で、すべての会社に当てはまるものではありません。研修の長さや独り立ちの目安は、求人票に書かれていないこともあるため、面接で確かめておくと安心です。
納棺師として働く場合
納棺師は、納棺師を社内に置く葬儀社や、納棺や湯灌の専門会社に入り、社内の研修や現場での実務を通して技術を学んでいく道があります。入社の前に、専門学校や、納棺について学べる教育機関で学ぶ道もあります。
資格との関わり
資格を持っていなくても応募できる求人が多くあります。
葬儀の仕事に関わる資格のひとつに、厚生労働省の認定を受けた「葬祭ディレクター技能審査」があります。受験には葬祭の実務経験が必要で、級によって必要な経験の年数が決まっています。入社してすぐに受けられるとは限らないため、多くの場合は、現場で経験を積みながら目指す形になります。受験の条件は変わることがあるので、受験するときは葬祭ディレクター技能審査協会の案内で確認してください。
資格の取得を支える制度を設けている会社もあります。資格取得の支援や資格手当などがあり、内容は会社によって違います。
その先のキャリア
ひととおりの仕事を一人で担当できるようになったあとの進み方は、会社によって、またご本人の希望によっても違います。現場に残って専門性を高めていく道と、会館や組織の運営を担う管理職の道があります。役職の名前や段階は、会社によって違います。
応募前に確かめたいこと
求人票だけでは、入社後の育ち方まで分からないことがあります。次のようなことは、面接の場で質問してみてください。
- 入社後の研修の内容と期間
- 研修のあと、現場でだれが教えてくれるのか
- 一人で担当するまでの目安
- 資格取得の支援や手当があるか
まとめ
葬儀の仕事では、研修で基礎を学び、先輩のそばで経験を積みながら、任される仕事が少しずつ広がっていく流れをとる会社があります。研修の長さや独り立ちの目安、資格取得の支援は会社によって違い、その先の進み方は会社や一人ひとりの希望によっても変わるため、入社後の育ち方も応募前に確かめておくと安心です。
求人票だけでは分かりにくい研修の内容やキャリアについても、葬祭キャリアサポートにご相談いただけます。登録・相談・お仕事のご紹介まで、求職者の方の費用は一切かかりません。
