2026年10月14日
葬儀屋の志望動機の書き方と例文|未経験からの伝え方

葬儀社の求人に応募するとき、手が止まりやすいのが志望動機です。
葬儀の仕事は、ご遺族と向き合う仕事であるぶん、志望動機をどう書けばよいか迷う方も少なくありません。「人の役に立ちたい」という気持ちに、なぜ葬儀の仕事なのかを添えたいところですが、身内の葬儀の話をどこまで書けばいいのか迷う方もいると思います。
この記事では、葬儀社の志望動機を書くときのポイントと、避けたい書き方、きっかけや経歴別の例文を紹介します。面接で聞かれやすいことや、履歴書に書くときのポイントもあわせてまとめました。
この記事で分かること
- 志望動機を書くときのポイント
- 避けたい書き方
- きっかけや経歴別の志望動機の例文
- 面接で聞かれやすいことと、履歴書に書くときのポイント
きっかけは人それぞれです
葬儀の仕事を目指すきっかけは、人それぞれです。たとえば、次のようなきっかけがあります。
- 身内の葬儀で葬儀社の方の対応に触れた
- 映画や本で葬儀の仕事を知った
きっかけの大きさより、そこから葬儀の仕事をしたいと思った理由を、自分の言葉で説明できることが大切です。
志望動機を書くときのポイント
仕事への理解を示す
ご遺族と向き合う仕事であることや、会社によっては夜間の対応や不規則な勤務があることも含めて、仕事の実際を知ったうえで応募していることを伝えます。求人票や会社のホームページ、説明会などで、仕事の内容を調べておきましょう。
その会社を選んだ理由を書く
葬儀社ならどこでもよいのではなく、その会社を選んだ理由を書きます。会社の理念や、家族葬への取り組みなど、その会社ならではの特徴を調べて、自分が共感した点を挙げます。
思いやりが伝わるように書く
葬儀の仕事の多くは、大切な方を亡くしたばかりのご遺族と接する仕事です。仕事への熱意だけでなく、相手の気持ちを考えて行動したいという姿勢が伝わるように書きます。
これまでの経験と結びつける
職種が違っても構いません。接客や販売でお客様の要望に合わせて対応してきた経験、介護で相手の気持ちに寄り添ってきた経験など、葬儀の仕事で活かせる強みを書きます。
入社後にどう働きたいかを書く
入社後にどんなふうに働いていきたいか、将来の姿を具体的に書くと、仕事への意欲が伝わりやすくなります。
書く順番に迷ったときは、最後に入社後の姿を書いて締めくくると、まとまりやすくなります。
避けたい書き方
- 業界や仕事を調べないまま書く:業界について一言で片づけたような理由だと、仕事への理解が浅いと受け取られることがあります
- 待遇や働きやすさだけを理由にする:大切な点ではありますが、それだけだと仕事への思いが伝わりにくくなります
- 仕事とずれた強みを書く:葬儀の仕事のどの場面で活きるのかが見えない強みは、伝わりにくくなります
志望動機の例文
きっかけや経歴ごとに、志望動機の例文を紹介します。どれも架空の例なので、自分の経験に置き換えて使ってください。
身内の葬儀がきっかけの場合
祖父の葬儀のとき、何から手をつければよいかわからずにいた私たち家族に、担当の方が段取りを一つずつ説明し、気持ちを気づかう言葉をかけてくれました。おかげで、慌ただしい中でも祖父との時間を大切に過ごすことができました。今度は私が、大切な方を亡くしたばかりのご家族を支える側に立ちたいと考え、葬儀の仕事を志望しました。未経験ではありますが、ご遺族が落ち着いてお別れの時間を過ごせるよう、一つひとつの仕事に誠意を持って取り組みます。
映画や本で仕事を知った場合
葬儀の仕事を描いた映画を観たことが、この仕事を知ったきっかけです。その後、関連する本を読む中で、葬儀はご遺族が故人と向き合う最後の時間であり、その場を整えるのが葬儀社の役割だと知り、自分も携わりたいと思うようになりました。友人からは話をよく聞いてくれると言われることが多く、相手の気持ちを受け止めることを大切にしてきました。この姿勢を活かし、ご遺族の思いをくみ取って形にできるスタッフを目指します。
会社の特徴に共感した場合
複数の葬儀社を調べる中で、貴社が家族葬に力を入れ、ご遺族一人ひとりの希望に合わせて式の内容を考えていることを知りました。決まった形にとらわれず、故人らしい見送り方を大切にする考え方に共感し、志望しました。前職の接客では、お客様の要望を聞き取り、その場に合わせて対応を変えることを心がけてきました。この経験を活かし、ご遺族が安心して相談できるスタッフになりたいと考えています。
業界経験者が転職する場合
これまで葬儀社で、通夜や葬儀の準備と進行に携わってきました。ご遺族にとって一度きりのお別れの場に関わる仕事に、やりがいと責任を感じてきました。貴社の、故人とご遺族の思いを第一に考えるという理念に共感し、これまでの経験をより深めたいと考えて志望しました。現場で積んできた経験を活かし、入社後は早く貴社の進め方に慣れて、ご遺族から信頼される担当者を目指します。
面接で聞かれやすいこと
志望動機は、面接でも詳しく聞かれることが多いです。あわせて、次のようなことを聞かれる場合もあるので、自分なりの答えを整理しておくと安心です。
- ご遺体に接することへの考え:仕事の中でご遺体に接することを、どう受け止めているか
- 働き方への考え:会社によっては夜間の対応や不規則な勤務があるため、働き方を理解しているか
- 家族の理解:会社によっては、葬儀の仕事に就くことを、家族がどう受け止めているかを聞かれることもあります
履歴書に書くときのポイント
- 会社ごとに書き分ける:会社を選んだ理由の部分は、応募する会社ごとに書き直します
- 面接で話す内容とそろえる:履歴書に書いた内容は、面接で詳しく聞かれることがあります。書いたことを、自分の言葉で説明できるようにしておきます
まとめ
葬儀社の志望動機は、仕事への理解、その会社を選んだ理由、ご遺族への思いやり、これまでの経験、入社後の姿を意識して書くと、まとまりやすくなります。きっかけは特別なものでなくても構いません。自分の言葉で書くことが大切です。
志望動機は、一人で考えていると、何を書けばいいのか見えなくなることもあります。葬祭キャリアサポートでは、志望動機の整理についてもご相談いただけます。登録・相談・お仕事のご紹介まで、求職者の方の費用は一切かかりません。
